2023年11月29日水曜日

12月3日は粋の日

粋シリーズのコンサートも7年目で4回目。

マレのマレジエンヌ、フランクールのソナタ、この素晴らしく美しい至高のヴァイオリン曲、次はいったいいつ会えるだろう。
チェンバロが主役のラモーのコンセール、4曲終えて、ついに今回で最後の1曲。
そして、深い夢のようなクープランのヴィオル曲、このあたたかな響きに包まれる、得がたい幸せ。

どうか皆様、聴きにきてくださいますように!


<フランスバロックの粋 美の陰影 Part.3>

12/3(日)17時00分開演 @日本ホーリネス教団 東京中央教会
出演:Vn.髙橋奈緒 Vdg.福澤宏 Cem.山縣万里

・プログラム
M.マレ :マレ風ソナタ「マレジエンヌ」
F.クープラン:ヴィオル組曲 ホ短調より
J.M.ルクレール:トリオ ニ長調
J.N.P.ロワイエ:クラヴサン曲集より「愛想良し」
F.フランクール:ヴァイオリンソナタ ト短調
J.P.ラモー:クラヴサンコンセール第3番


チケット:前売4,000円/当日4,500円/学生2,500円
📩 スタジオ・コルダ studiocorda.jpn@gmail.com
🎫 teket https://teket.jp/287/25844

2023年11月26日日曜日

初めて 兵庫にて

加古川のヴァイオリン佐藤泉さんがお誘いくださり、フラウト・トラヴェルソ菅きよみさん&ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんという素晴らしい演奏家の方々と共にコンサートでした🍁

2020年秋の開催を計画し、残念ながら中止になってしまったコンサートが変化して、今回の形に。
もう20年以上前から続けておられるというコンサート、4年ぶりの今回、待ちわびたお客様の喜びの気持ちが満ち満ちて、素敵な時間でした😌
お世話になった皆様、あたたかく迎えてくださった皆様、どうもありがとうございました!

そして、会場としてお借りしたカトリック加古川教会、高い天井と広い空間がヨーロッパの大聖堂のようで、どの楽器もとても気持ち良く響き、古楽器のアンサンブルに最高の場所でした。
チェンバロはなんと、福澤さんが車で神奈川から運んでくださったのです!!
未だヘロヘロ若葉マークの私からしたら驚愕の未知の距離、、引き続き頑張らなきゃ💦

テレマンの美しく楽しいトリオとカルテット、ソロ曲の数々、そしてバッハ親子の密度の高いトリオ。
充実のリハーサルもしたし、1回きりではもったいないね、ということで、今度は泉さんを東京にお呼びして、同メンバー同プログラムでコンサートします🎶

淡路の玉葱、鯛茶漬けと穴子めし!

「バッハからのメッセージ in 東京」

2024年3月10日(日)17時開演
於:日本ホーリネス教団 東京中央教会(大久保)

チラシができましたらまたお知らせします、ぜひぜひご予定ください🌼

美味しい地酒と牡蠣フルコース!

そういえば加古川公演当日は、すぐ近くの神戸&大阪でオリックスと阪神の優勝パレードが。
そして帰京翌日にはヴィッセル神戸もリーグ初優勝。
自分の応援チームがこのうちのどれかだったら、きっと気もそぞろだったろうし、結果オーライ、か?😥



多くの方々の御来場を心からお待ちしております✨

2023年11月20日月曜日

アンサンブル・エスプレッソ&セタガヤ・クォドリベット

あっという間に1週間経ってしまいました…今年もエスプレッソ終演❣️
新曲&新アレンジも盛りだくさん、アンコールまで入れると全19曲、楽しい時間をご一緒くださったお客様、ありがとうございました🥰

今年はルロイ・アンダーソンの踊る仔猫がプログラムに入ったので、久々にウッドブロックも担当。
(ウッドじゃないカラフルなウッドブロック、可愛い音でした🎶)
年に一度のエスプレッソで、日頃は弾けないけれど大好きなジャンルの音楽やリズムをたっぷり摂取できて、毎年幸せ✨

次回第33回演奏会は、来年11月の予定。
今年は少しだけ早い開催だったので、会場のクリスマスツリーに会えず残念でした。。
来年は下旬になるといいな〜🎄
→ アンサンブル・エスプレッソ ホームページ


   * * *

そして、結成以来ご一緒しているセタガヤ・クォドリベット、第6回演奏会終演!
今回もカンタータ4曲たっぷり弾きました💕
聖路加の隣にある美しい築地教会、聖堂のあたたかな響きが素晴らしくて、本番前夜はリハ後に居残りしてコソ練を。
難しいコンティヌオアリアに大苦戦していたので…😅

それにしても、セタQの歌の力はいつもすごい。
こういう方々とバッハのカンタータを演奏できる幸せと感謝を、一音一音に込めて奏でた、つもり。
結成10年目、おめでとうございます❗️


🌼 12/3 <フランスバロックの粋 美の陰影 Part.3> チケット発売中!
リハ進行中♪ 演奏予定プログラムも全て公開しました😃

2023年11月11日土曜日

新潟再び 群馬に三たび

ひとり琴を終えた翌日、一路長岡へ。
燕での免許合宿以来、半年ぶりの新潟!
リコーダーの本村睦幸さんがお誘いくださり、ヴァイオリン池田梨枝子さん、ガンバ折口未桜さんと、長岡リコーダーフェスティバルに伺いました。

各地からたくさんのリコーダー愛好家の方々が集って演奏し、本村さんを中心に毎年様々な演奏家も参加しての、和やかで情熱的な集い。
11年前にスタートしたこのフェスティバル、コロナ禍を乗り越え、記念すべき10回目を迎えた今回を一区切りに、来年からまた違う形での開催となるそう。

そんな大切な機会にお呼びいただき、光栄でした。
このような大きな催しを続けることの尊さ、大変さが強く伝わってくる、実行委員長のスピーチ、胸に迫るものがありました。
運営の皆様、本当にお疲れ様でした、また良い形でリスタートできますように!

長岡でいただいたもの、幻魚(げんぎょ)と白海老の唐揚げ、白身三種(名前忘れた)&地酒。


そして今週は、群馬交響楽団へ。
飯森範親さんプロデュースの室内楽演奏会、と言っても蓋を開けると舞台からこぼれ落ちそうな大編成!
高崎芸術劇場内にある、素晴らしい響きの音楽ホール、舞台と客席との距離も近く、マエストロの熱のこもったプレトークも楽しくて、とても贅沢なコンサートでした。

ご一緒したのは、ハイドンの交響曲第26番「ラメンタツィオーネ」と、バッハの2台ヴァイオリンのコンチェルト。
いつも奏者を信じて自由に弾かせてくださるマエストロとのリハ〜本番の3日間、生き生きとした楽しい音楽の時間、心からありがたい日々でした。

今年3回目、秋深まる高崎では、冬桜がちいさく可愛く咲いていました。

2023年11月7日火曜日

ひとり琴 九弦 〜鍵盤万華鏡〜

今年もおかげさまで無事、ひとり琴を終えることができました!
2回公演、どちらもたくさんの御来場、そしてたくさんの応援を、本当にありがとうございました💕

ちょっと地味なプログラムだったかもしれないし、音律や楽器の話はなんだか難しくて…と思われた方もいらっしゃったかもしれませんが、いろんな響きがあって、決して何か同じ形に固定されるものではなくて、そういうものを追い求めた歴史の延長線上に今があって、400〜500年前の古そうな音楽は実はすごく実験的で先進的で楽しかったんだよ、と、そんなことがなんとなく伝わっていれば、十分に嬉しいです😊

すっかりミーントーンに染まった、準備の数ヶ月でした。
本番、本気のプロの技で整えていただいたミーントーンの響きがあまりに美しく、合わせ鏡の万華鏡の中で泳ぐ心地良さは幸せそのものでした。
この個性的で弾きごたえのある楽器の提供と、凄腕の調律で支えてくださった、アトリエ響樹の加屋野木山さんのおかげで実現した、今回のひとり琴でした。


そして、なんと来年の日程がすでに決定しております❗️

《 ひとり琴 十弦 〜アンコール〜 》

2024年10月12日(土)13時開演予定
於:トーキョーコンサーツ・ラボ(早稲田)

これまでの9回の企画の中から、(私が)面白かったもの、もう一度弾きたいなと思う曲や楽器を選んで、セルフアンコールプログラムを組んでみようと思っています🌟
(分割鍵盤はちょっと大変なので、たぶんアンコールでは登場しません…😅)

皆様ぜひ、来年10/12、10回目の《ひとり琴》をご一緒にお過ごしくださいますように。



🍁 出演情報 更新しました

2023年10月29日日曜日

Purcell Project 2023

(本当に贅沢で幸せなことに)毎秋恒例になっているPurcell Project、今年もたくさんのお客様に見守られて、無事終演しました!

チェンバロとはまた一味違う歌心が生まれる、オルガンの通奏低音、特にこのグループで弾く通奏低音は、いつも格別。
パーセルの音楽だけに集中して、回を重ねて信頼関係を築いてきたメンバーとの、本番でのやり取りの楽しさ、味わい深さ、美味しさは、なかなか他所では出会えないスペシャルディナーなんです💛
最後の曲を弾きながら、終わるのが本当に寂しくなってしまいました。

今回の4曲、(どれもひたすら王様万歳!の歌詞内容はさておき…)展開が複雑で細かく、通奏低音だけのオスティナート曲もたくさんあって、なかなか苦労しました💦
おそらくほとんどの方が初めて聴く曲ばかり、責任重大だし、もっと良い右手をつけてもっと魅力的にお届けできたんじゃないかな、、と思うところもあるのですが、これを栄養にしてまたがんばります。

本当に、Purcell Projectでこそ生み出せるパーセルの音楽が、できてきていると思います。
また来秋、どうぞお楽しみに❗️



さあ、11/3《ひとり琴》です、ドキドキ。

4年ぶりに伺うGallery 鶉の、あの素敵な空間、そして集ってくださるお客様のあたたかな雰囲気を想いながら、日々練習しています。
チケットはおかげさまで、13時開演:完売/16時開演:残席僅少となっております。

御予約はこちら → 📩 magatamary@gmail.com

2023年10月25日水曜日

音と声と煙

池上は子供の頃に、法事などでたびたび訪れていた町。
池上のお寺での、ヴァイオリン杉原まさみさんのリサイタルを初めてご一緒した時は、20年前の記憶がどっと溢れ出るような想いで、感無量でした。

6年ぶりに、また本妙院の本堂をお借りしてのコンサート。
リハの合間に、お参りをして、お蕎麦を食べて、久寿餅を買って…🥰
 
大好きなビーバーのヴァイオリン曲を久しぶりにたっぷり弾けて、大変でしたが本当に楽しかった。
チェンバロソロは、これも久しぶり、ムッファトのパッサカリアを。
すべて、輪廻。

そして、翌日からは切り替えてオルガンへ!
参加10年目になる、Purcell Projectです🌹
今年は声楽メンバーが少し変わり、また新たな響きが生まれています。
このパーセルの至上の響きに、どうぞ全身包まれてくださいますように。

10月26日(木)19時〜オペラシティリサイタルホールにて。当日券あり。


🍁 11/3 《ひとり琴》 チケット情報 🍁

・13時開演:完売御礼
・16時開演:余裕あり 御予約お待ちしております!
📩 magatamary@gmail.com

2023年10月14日土曜日

金木犀記念日2023✨

先週末は5年ぶりに福岡へ。
全国の木管・金管楽器メーカーが集まる楽器ふぇすたというイベントで、全音楽譜出版社にいるリコーダー游恩齊くんと共にショートステージを3つ。

小さな子供から、音大受験生や、愛好家歴の長そうな大人まで、たくさんの笑顔とワクワクが満ちた会場、とても楽しい空間でした!
どのブースも金管多めでまばゆいキラキラ、試奏の音量もパワフル、そんななか(同い年の凄腕リコーダー吹き)游くんの演奏で一人でもリコーダーや古楽に興味を持ってくれる人が生まれたら嬉しいなぁと思いながら…☺️

前乗りして夜の屋台にも行けたし、イベントも楽しかったし、天神地下街の可愛らしいオルゴールのからくり時計には釘付け(からくり大好き🧡)、短い滞在でしたが楽しい福岡とんぼ帰りでした!


🍁 11/3 《ひとり琴》 チケット情報 🍁

・13時開演:完売(当日券なし) ありがとうございます!
・16時開演:まだ余裕ございます 御予約お待ちしております!
📩 magatamary@gmail.com


そして、秋もいよいよ本番、コンサートも目白押し⭐️
ぜひぜひお出かけください😄
→ 出演情報

2023年10月3日火曜日

樹弦夢君のお話

今年の《ひとり琴》では、おなじみアトリエ響樹 加屋野木山さんの製作による、珍しい15分割鍵盤の楽器を弾かせていただくことにしました。
有名な音律「アーロンのミーントーン」の発表500年記念🎊が今回のテーマのひとつなので、それならばぜひ、よりミーントーンの世界に深く踏み入ることのできる楽器を使いたい、と。
そして、とても面白く複雑な楽器なので、事前にブログで説明を…と思っていたら、加屋野さんに(Facebookの投稿で)先を越されてしまった😅
楽器と音律のことを、これ以上正確に専門的に私が書けるわけがないので、許可をいただいて、核心部分を転載します!

 🌳 🌳 🌳

ミーントーンは、唸らない長三度、つまり純正な長三度を8個も内包した音律で、それゆえ黒鍵(♯キー)では異名異音が発生してしまう音律である。
例えば、ソ♯と調律したら、ラ♭としては使えない音になってしまう。
(音が出ない訳でなく、すごい音が出る。)
つまり黒鍵は、両隣のどちらかの音の♯か♭に、調律によって限定されてしまうのである。

なので、一般的な1オクターブ12分割の鍵盤では、曲の中でひとつの黒鍵に♯音♭音の両方が求められる場合、ミーントーンで調律するとオーマイガーな響きが生じる。

これを解決する為に作られたのが分割鍵盤で、黒鍵を前後に2分割して、♯音と♭音を曲の中で弾き分けることが可能になった。
分割鍵盤チェンバロはミーントーンの為の楽器、つまり現代の平均律には全く必要の無い装置でもある。


低音部の分割は、中高音域とは異なる音が出る。
これはショートオクターブと言って、演奏であまり使われない音を省き、パイプの節約に貢献した、オルガンからのアイデアである。
これにより低音部は、ミ♭レ♯ 及び ド♯レ♭の音は存在しない。

黒鍵の二階建て構造
ちなみに。
平均律以外の音律には全て主従関係があり、基本的に白鍵(♮キー)が主、黒鍵が従になる。
例えば、レ♯はシに寄り、ミ♭はソに寄るので、レ♯の方が音は低く、ミ♭の方が音は高くなる。

なんとなく♯の方が高くて♭が低いとイメージしてしまいがちだが、主である白鍵から長三度として寄ると、♯が低く、♭が高くなる。

 🌳 🌳 🌳

というわけで、私は今この楽器で、必死になってさらっているところです💦
いつもの指の場所の感覚で弾いて、すごい音が出て、ひぃぃっとなってます。
演奏中の(もはやアクロバティックな)手元を見ていただきたいような、お見せしてはいけないような、そんな気持ち。

実は今回のチラシ、この鍵盤を写真に撮り、万華鏡風にデザインしました✨
そんなの誰も気づかないよ…と言われたので、チケットには鍵盤写真をそのまま薄〜く載せました。。

全席自由 3,500円(学生2,500円) 於:Gallery 鶉(豊島区目白)

13時開演の方は、お席が少なくなってきました。
御予約をお待ちしております❗️ → 勾玉音℃ 📩 magatamary@gmail.com

2023年9月27日水曜日

山風のかよふ道なり

初秋には軽井沢へ、という幸せな約束が、もう何年目になるでしょうか。
特にこの夏は残暑が本当に厳しかったので、軽井沢の、落葉松の森が作る木陰と優しい風に、ずいぶんと救われました🍃

いつもお世話になっている軽井沢コルネに、ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんの生徒さんたちが各地から集まり、朝から晩までソロとコンソートのレッスン。
チェンバロの譜面越しに、広い窓の外の木漏れ日を眺めながら、個性豊かなガンバさんたちの通奏低音をたっぷり弾かせていただきました。幸せ😚

外を歩いていると、小鳥たちのさえずりと共に、風に揺れる木々のざわめきが聴こえ、ゆっくりとしなる高い枝の動きも美しくて、なによりも尊い自然の音楽でした。

今回もコンソートにまぜていただき、トレブル(高音)ガンバ担当。
大きな体のバスガンバさんたちに囲まれて、ちっちゃなトレブルくんが愛おしくてたまらず💛

滞在2日目の夜には福澤さんとのコンサート、4日目の午後は全員出演の発表会、最後まで皆で完走!
コルネオーナー手作りの絶品ジャムと、軽井沢の地ビールを両手に抱えて、ほくほくで帰ってきました🎶

軽井沢の旅が終わると、いよいよ秋が来る、と毎年実感。。
《ひとり琴》への滑走路、スタンバイ。


🌱 出演情報 更新中