雑記
続・日々のささやかな楽しみ
2026年10月24日土曜日
Purcell Project 2026
今年の会場は4年ぶりに、新大久保の日本福音ルーテル東京教会。
Purcell Project、これまで16回出演してきた中で、半分の8回はここで。
どのホールでも音楽にかける気持ちや熱量に変わりはありませんが、回を重ねて信頼を築いてきた仲間たちと共に、おかえりと言ってもらえる(と勝手に感じている)場所で弾けるのは、また格別にありがたいことです☺️
今回のプログラムは、なかなかの難曲揃いでした…特に前半の、歌と通奏低音だけで綿々と紡がれていく、密度の濃すぎる小曲の数々、要集中の極み。
譜読みの数字付けの段階から大苦戦し、なんとか準備を終えてリハに臨み、いざ歌と合わせると全く予想しなかった和声外音や進行がぽーんと耳に飛び込んできて、なんで楽譜見て気づかなかったんだ!と慌てて数字を変え音を選び直す作業の連続(情けない)、楽譜の空白の中により良い右手を探し求める試行錯誤は果てしなく。
パーセルの予測不能な旋律、音程を確実に捉え、魅力ある表現に変えていく歌の方々は、いつも本当にすごい。
本番を終えると皆すっかり疲れきっていて、そして心から幸せで、終わってしまって残念で、そんな気持ちを毎年繰り返し重ねているのです。
また来年🌼 → Purcell Project 情報ページ
🔶 11/3(火・祝)《ひとり琴 十二弦 〜 神々の好日》🔶
おかげさまで2公演ともチケット完売となりました、ありがとうございます!
当日券の販売はございません。
2026年10月16日金曜日
森の中で
初めてガンバ合宿で伺ったのが2011年、もう16年目のご縁、ありがたいこと!
今年は珍しく一度も雨が降らず、本当に爽やかな秋の空と風と森のざわめきを堪能できました。
乾燥気味につき、キノコレ🍄は不調。
チェンバロもガンバも毎日、朝から晩までたくさん弾いてきました。
今年は笛の方も受講者として参加されて、アンサンブルの幅も広がりました。
こういう新たな扉の開き方もすごく良いなぁ、希望される方がいらしたら来年ぜひ!
日本のような多湿の環境下、あまり広くない、天井の高くない部屋で弾くことがほとんどの中、この音楽堂の響きを体感できるのはとても貴重な体験で、この記憶をぜひ日々の練習に生かしてほしい、忘れないでほしい、と福澤さんも話しておられました。
つい自分の体の周りで鳴る音ばかり聴いてしまいがちですが、チェンバロも、耳を遠くに!という感覚と努力はいつも必要だなと思っています。
また来年🌿
さて、来週23日はPurcell Project!
毎年必ずパーセルに深く潜れる日々を過ごせることの幸せを噛みしめながら。
結構久しぶりな気がする、新大久保のルーテルにて、心からお待ちしております✨
2026年10月9日金曜日
移ろいやすきは
調律と秋の空。
長雨の日々にしっかりと水分を蓄えた楽器は、秋の空気に触れて一気に乾くと、ここまで動きますか…と衝撃を受けるほどの、日々の変わりよう。
弾いては調律、弾いては調律、なんて、いつもはとっても無精なので、珍しく頻繁に調律をしているここ最近🍁
そしてこのところ毎日、この上なく幸せな甘い香りに包まれますね。
なんとなく去年よりも香りが強い気がするなぁ。
家の近所や、よく行く合唱団の練習会場への道、お気に入りの金木犀ポイントが数箇所あるので、定点観測を楽しんでいます。
良い季節🧡
明日から軽井沢、毎秋の楽しみ、軽井沢コルネ音楽堂へ。
11(日)14:30から福澤宏さんとのコンサート、13(火)14:00からはヴィオラ・ダ・ガンバの生徒さんたちによる発表会もあります♪
今年は滞在中ずっとお天気に恵まれそうで、中軽井沢の森はきっととても爽やかなことでしょう。
東京から新幹線で70分、そこから風情あるしなの鉄道で一駅、日帰り旅できますよ😉
16:00- 販売中、御予約お待ちしております
🌿 出演情報 更新しました
2026年9月25日金曜日
中秋
この時期の千葉の贅沢、生のおおまさりを茹でて。最高!
月はすぐ隠れてしまったので、黄金桃🌕
ゆっくりと、元気を取り戻していけますように。
🌿 11月3日(火・祝)《ひとり琴 十二弦 〜神々の好日〜》チケット御予約受付中!!!
プログラムの中から抜粋で2〜3曲、来月の軽井沢でのコンサートでも弾くことになりそうです。
楽しみ☺️
2026年9月9日水曜日
晴れ間
バロック・コレギウム・サッポロの主催で、ヴァイオリン 原田陽さん&ヴィオラ・ダ・ガンバ 福澤宏さんとのコンサート&講習会、という贅沢な3日間でした。
初めましての楽器(直前にじっくりメンテしていただけて本当に感謝が尽きません)、良く鳴る、弾きごたえのあるフレミッシュで気持ち良かった!
このタイプならではの発音と輪郭の明朗さ、フレミッシュを専門につくりたいという製作家さんのお気持ちがよく分かる、魅力の再確認。
大好きなブクステフーデから始まり、クリーガー、キューネル、エルレバッハと、結構レアな曲を集め(しかしどれも名曲)、そしてバッハへ。
心底素晴らしいお二人と、渋い美を堪能できて、大変至福☺️
またできたら良いなと。
翌朝からの講習会も、音楽を楽しむ力と意欲が満ち溢れる方々と、一期一会の演奏をたくさんご一緒できて、とても楽しい2日間でした!
通低弾きは幸せです。
いつもただ伺って弾くだけで、ありがたいことです。
ご縁が続きますように、心から願っております✨
🌿 11月3日(火・祝)《ひとり琴 十二弦 〜神々の好日〜》チケット御予約受付中!!!
気づけば2ヶ月前を過ぎていました。
神々の好き日に向かって、一歩一歩。
実行委員会委員長 荒川恒子さん ご訃報 および コンクール終了のお知らせ
2026年8月30日日曜日
よすが
日頃音楽関係の狭い界隈で安穏と生きているもので、気持ちがびっくりして許容量を超えてしまったような8月後半でした😔
朝晩少し涼しくなってきて、9月に入ると、最初の週末は札幌です!
バロック・コレギウム・サッポロの企画で、ヴァイオリン原田陽さん、ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんと共に、コンサート&講習会の3日間、とてもとても楽しみです🧡
9/4(金)コンサートの情報はこちらから → 出演情報
お近くの方いらっしゃいましたら、ぜひお越しください。
🌿 11月3日(火・祝) 《ひとり琴 十二弦 〜神々の好日〜》 チケット御予約受付中!!!
2026年8月1日土曜日
《ひとり琴》の御案内
今年5月、アトリエ響樹で新作チェンバロ「もへじ君」が誕生し、工房での弾き込みを経てコンサートでも早速弾かせてもらいながら、ああ今年はこの良く鳴る美しい楽器でフレンチをたっぷり弾きたいな、と思い立ったのでした。
フランスバロックのチェンバロ音楽も年代によって様々ですが、とりわけ低音域の魅力で群を抜くフォルクレの、久々にユピテル Jupiterを、それを弾くなら他の神々にも登場していただいて…ということで、今回のテーマは「神話」になりました。
🔶 プログラム(予定)
J.-F.ダンドリュー:オルフェウスの竪琴、女神たちの音楽会
J.-B.フォルクレ:ユピテル
J.デュフリ:三美神
J.-P.ラモー:女神たちの語らい、一つ目巨人キュクロプス
G.ムッファト:キュクロプスの新調和
J.C.F.フィッシャー:『音楽のパルナッソス山』よりウラニア(抜粋)
C.A.ドビュッシー:グラドゥス・アド・パルナッスム博士 他
🔶 チケット
全席自由 3,500円 (22歳以下2,500円:teketのみ取扱)
【御予約・お問い合わせ】
主催:勾玉音℃ magatamary@gmail.com(当日現金清算)
オンラインチケット teket https://teket.jp/287/73700(事前決済/紙チケットなし)
東京古典楽器センター http://www.guitarra.co.jp/CL01/list.html(店舗販売または郵送)
🌿 🌿 🌿
会場はいつものひそやかなギャラリー、コンサートの間だけは壁も天井もなくなり、晴れやかに美しく、そして華やかに広がる神話の世界をそっと垣間見るような、そんなひとときにしたいと思っております。
御予約をお待ちしております😊
2026年7月22日水曜日
夏といえば合宿
総勢40名ほどの参加者、当たり前ながら私以外全員ガンバ弾きという、ガンバ大好きチェンバロ弾きにとっては最高に幸せな空間!
レッスンあり合わせあり宴会あり、講師コンサート・ソロ発表会・コンソート発表会と、毎日本番あり(コンソートではテナーとバスを弾かせてもらいました😍)いろいろな方と音楽もお話しもできて、ぎゅっと濃い3日間でした。
ガンバ歴50年を優に超える大ベテランから、合宿で初めてガンバに触れるという本当の初心者まで、ガンバ協会合宿ならではの懐の深さ、とてもとても素敵なこと。
同志が集まって垣根なくこういう交流ができるのも、初対面同士でも一緒に、しかも同じ楽器で密なアンサンブル(コンソート)ができるのも、ガンバならではの魅力✨
すきまの時間に弾かせていただいたのは、L'Arbre 井上樹さん製作、1700年代(特にハイドン!)に大流行の、バリトンという楽器。
普通のガンバに共鳴弦が付き、さらにその弦をはじいて演奏することもできて、ソロと伴奏を1人でできてしまうという超アイデア楽器😳
独特な音色、奏法、形、面白かった!
3日間はあっという間で、もっと時間があればより深くいろいろ掘り下げることができそう、いやでもこれ以上長いと現実に戻るのが嫌になるかも😅、なんて話しながらの帰路でした。
🔶 11月3日の《ひとり琴》、実はもうチケット販売を開始しております!
2026年7月6日月曜日
梅雨明けの前に
チラシやお知らせページ等は特にないのですが、今月18日(土)14:30から、神奈川県相模原市の国民生活センター内の講堂にてコンサートがあります♪
日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会主催、ガンバ愛好家のための夏期講習会合宿に久々に呼んでいただき、その初日、講師陣によるコンサートを、ガンバの福澤宏さん・田中孝子さん・加藤久志さんと共に。
福澤さん考案のコンサートのテーマが面白く、「トレブル&テナーガンバの可能性を探る」と題して、日頃はガンバコンソートでしかほとんど目にする/耳にすることのない、トレブル(ソプラノ声部の)ガンバとテナーガンバをメインに据えたプログラム!
福澤さんと田中さんはトレブル・テナー・バスの3台を持ち替え、加藤さんはバスで通奏低音と、いろいろな種類のガンバ(そしてチェンバロ)で、いろいろな編成のアンサンブルを楽しんでいただくコンサートです🌟
プログラム等の詳細は、出演情報ページに載せてあります。
ガンバ協会の会員だけでなく、どなたでもお越しいただけるコンサートです。
ご興味お持ちの方はぜひ、ガンバ協会までお申し込みくださいませ→ 📩
2026年6月25日木曜日
広島〜京都〜和歌山
3年前の兵庫での公演の際にご縁ができて以来、いつか福山に呼ぶから!とずっと言ってくださっていた、ジャズ大衆舎の野田さんがお招きくださり、ガンバ島根朋史さんとのデュオだけでなく、私のソロシリーズ《ひとり琴》の福山編も。
2公演それぞれ、聴いてくださった皆様、本当にありがとうございました!
企画からありとあらゆる準備、宣伝と当日の差配、これらがどれだけ大変なことか、いかにして恩返しできるだろうか…と、こういう時いつも思います。
また弾きに伺えますように、そしてより良い音楽をお届けできますように。
公演当日の朝に初対面だった楽器は、岡山は総社の製作家、難波修さん2004年作のフレンチ、私がチェンバロをしっかり習い始めた年と同い年生まれの楽器でした!
以前から一度お会いしてみたかった難波さん、公演の合間にいろいろと楽器づくりへのこだわりや音楽に対する想いも聞かせてくださり、とても弾きごこちの良い、美しく芯の深い音色の楽器で、幸せに浸った一日でした。
🌼 🌼 🌼
翌日は京都に移動し、北大路のアイガットサロンを初訪問。
スピネットの中古販売の仲介をしたご縁で、オーナーの石田さんがスピネット常設記念コンサートを企画され、こちらの常連演奏家でもある島根さんと共に呼んでくださいました。
会場に入ってびっくり、見た目も音色も、まさにこの空間に入るために生まれたかのような雰囲気を出しているスピネット!
こういうのも運命だなぁと、心から思います。
長野にて楽器を引き取り、千葉の工房での調整、そして京都への搬入まで全てを担当してくださった加屋野さんが、アフターメンテも兼ねて合流、朝から万全の調整と調律を。
その上で、スピネットってこんなに表現できる楽器だったのかと、嬉しい驚きと喜びでした。
この楽器の新たな歩み始めを共に見届けてくださった皆様、ありがとうございました!
今後もたくさん弾かれて、アイガットサロンの宝に育っていきますように。
🌊 🌊 🌊
せっかく京都まで来たし、このあと数日暇だし、ということで(大阪のUSJを経由✨して)なんと30年以上ぶりの和歌山へ。
漆器の生産工程や歴史の展示など興味深く見学し、お酒は現地でしか入手できないものをメインに厳選して大人買い(福山で保命酒というのも買いました)😋
そして、ウミガメで有名な串本海中公園、念願の子ガメとの邂逅!
息をする時のふわっとした動きまでしっかり感じられ、ヒレでパタパタ手を叩かれ、もう可愛すぎて震える。
いつか海の中を見てみたい、ダイビングしてみたいと漠然と思っていたのですが、ここの海中展望塔に潜ったらまさに海中、海底、信じられないほど多種多様な美しい魚たちが見られて、気づいたら飽きずに1時間半近くも眺めていました…本当に感動体験でした。
串本は肌触りの良い硫黄泉もとても良かったし、また違う季節にもぜひ行きたい。
大阪から和歌山経由で本州最南端の串本駅まで行ったので、この勢いで紀伊半島外周沿いを一方通行で帰ろう!と、特急を乗り継いで名古屋に出て(ここまでで5時間半😂)、そこから新幹線で帰京。
コンサートの前半、遊びの後半、充実の旅でした🌿










