2021年2月21日日曜日

再会 〜 Il maestro e lo scolare

千駄ヶ谷〈3F・音楽室〉20周年記念チェンバロコンサートシリーズの第6回/廣澤麻美&山縣万里ジョイント・コンサート、2公演ともほぼ満員のお客様をお迎えし、無事終了しました!🌼

いろいろな想いを込めたタイトル《再会》、いろいろな気持ちを深く味わいながらのコンサートでした😌

昨年は《ひとり琴》をお休みしたので、お客様と近い距離で、お話をしながらのコンサートというのは久しぶりで、今のような状況下でこういうスタイルの演奏会ができたことが本当に嬉しかったです。


会場の光射す窓
お話をするとなると、やはり小さな会場内でマスクなしというわけにはいかず、今回はもう演奏中もずっと着けっぱなしで😷
こんな様子でした → 3F・音楽室ブログ

今回のシリーズ全ての企画・運営をしておられる会場オーナーのソプラノ木島千夏さんが、本番を後ろでずっと聴いてくださり、2公演の合間には椅子などの消毒も丁寧に…ありがたいことでした💦

それから、今日はお会いできませんでしたが、この美しい楽器の製作者、野神俊哉さんにも、遠くから御礼を。
本当に良く鳴る良い楽器、そしてサスティンペダルという秘密兵器!
この楽器だからこそできること、を探すきっかけをたくさんいただいて、それが新たな引き出しを自分の中に作ってくれたように思います💝


maestroとscolare♪
そして、18年前に(運命的に!)出会い、なんにも知らなかった私をこの道へと導いてくださった大切な最初の師匠、廣澤麻美さん
チェンバロだけではなく、趣味の分野でもとても気が合って、本当にたくさんの出来事や時間を、(私が言うのもなんですが😅)友達のように共に過ごしてきてくださいました。

また「師匠と弟子」の連弾したいですね🎵

このコンサートシリーズは残すところあと2回、3/14(岡田龍之介さん)と4/10(森洋子さん)です。
3F・音楽室ならではの明るく和やかな空間、美しい楽器、そして生の演奏を、ぜひ多くの方にお楽しみいただけますように!

2021年2月14日日曜日

“小さな幸せ”

菜の花を一束買ってきました😃
演奏会でいただいたお花も良い香りで咲いていて、部屋の中はすっかり春🍋


20日のコンサート「再会 〜 Il maestro e lo scolare」に向けて、明日から会場の3F・音楽室にてリハーサルスタート!
私が初めてチェンバロに触れてからの3年間、本当にゼロから教えてくださった恩師の廣澤麻美さんとのジョイントコンサートということで、せっかくならソロ曲だけではなく2人での演奏をしたい!と、連弾曲を2曲、プログラムに入れさせていただきました🎵

“Il maestro e lo scolare”(師匠と弟子)は、ハイドンが1778年に作曲した連弾曲。
こんなに今回のコンサートにぴったりの曲があるだろうか!と、一押しで提案しました😍

チェンバロの連弾曲は、ピアノと比べるとかなり少ないです。
そもそも音域と形状が、あまり連弾向きではないんですよね…💦
チェンバロ奏者がひとつのコンサートに2人揃うことも珍しく。

そのようなわけで、連弾曲を弾くのはたしか2008年以来…13年ぶり?!😱
わくわくです!✨


会場備え付けの楽器は、名工 野神俊哉さん製作の美しいフレミッシュチェンバロで、サスティンペダル付きという、とても珍しいもの。
これはピアノのサスティン(ダンパー)ペダルと同様、音を伸ばし共鳴させることができる仕組みです。
バロック期の楽器には見られない、野神さんのオリジナルアイデア❗
詳しくは、野神さんのホームページをぜひご覧ください♪

この機構を今回のプログラムで活かすことができるか、リハーサルをしながらいろいろと試してみようと思います😉

◆「3F・音楽室」オープン20周年記念 チェンバロコンサートシリーズ
第6回:再会 〜 Il maestro e lo scolare
2021年2月20日(土)13:30/16:00開演(各回定員15名)3,000円 
ご予約・お問合せ:sangaiongacst☆gmail.com(☆をアットマークに変えてください)

2021年2月10日水曜日

《 D U O 》終演!

池田梨枝子&山縣万里の《 D U O 》、おかげさまで無事終演しました!
このような状況下での演奏会へ、たくさんの御来場と御声援、本当にありがとうございました🌹

4曲ずつの2公演、モーツァルトからさかのぼって、バッハまで。
バッハ親子のオブリガートソナタは2公演それぞれ別の曲、これが実はなかなかの大変さで…がんばりました!😆💦

父バッハの通奏低音ソナタは、リハをするたびに「あ、この人とならもっと弾けるな」と、どんどん右手の響きが増えていき…♪
モーツァルト7歳(!)のソナタ、早熟な才能が散りばめられた、ひたむきな純真さで、チェンバロにもぴったりで可愛らしく。

こんなに弾き応えのあるプログラムを、技術的にも音楽的にも自由に羽ばたき合うことのできるヴァイオリニストと共に演奏でき、幸せでした💗

バッハ親子のオブリガートソナタはまだまだあるので、この先も《 D U O 》企画しようと思います😄


お借りした五反田文化センターの、舞台と客席の風景。
この白い張り紙が、早くきれいになくなるといいですね。
でも、お客様に広々と使っていただけたおかげで、とても良い響きでした✨

 “ If you're deep inside a tunnel
 When there is no end in sight
 Well just carry on until the dawn
 It's darkest right before the light ”


🌱 チケット御予約受付中!🌱 オンラインレッスンについてレッスン情報ページに追記しました

2021年2月7日日曜日

2/9《 D U O 》に向けて…&ジュニアフィル

🔴 開演時間の変更についてはこちら 🔴

本番に向けて、当日お借りする楽器で練習するためチェンバロ工房へ🐾

チェンバロは本当に個体差が大きい楽器です。
音域、タッチ、鍵盤の幅や質感、ストップの位置や形状、音色、音量、譜面台の位置や角度など、様々なことをチェックしながら、演奏を微調整していきます。

おおよその計画が立ったら、あとは当日ホール舞台でのリハーサルで最終調整…ここでがらっとアイデアが変わって、全く違う演奏が生まれることも💦

🌱 当日お配りするプログラムの解説を、通奏低音組合でおなじみ、リュート奏者の坂本龍右さんに執筆していただきました。
明解さの中にユーモアと豆知識がふんだんに散りばめられた、充実の解説文、どうぞお楽しみに!

🌟 どちらの公演も、当日券を販売いたします。
2公演セット券を御購入の方は、公演の間の時間をホールロビーにてお過ごしいただけます。
また、1公演のみ御予約の方も、差額をあわせてお支払いいただくことで、セット券への変更が可能です。

🌸 本公演は、文化庁【文化芸術活動の継続支援事業】および、東京藝術大学【アート・ルネッサンス支援プログラム】に、採択されました!
厳しい状況下での公演開催ですが、大きな後押しをいただき、全力で準備を進めております。

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1/31の投稿で、10代の頃に所属していたジュニア・フィルハーモニック・オーケストラのことを書きましたが、その定期演奏会の録画が公開されました😃

ブラームス「ハイドンの主題による変奏曲」と、ドヴォルザーク「交響曲第8番」です。
 → https://vimeo.com/504621680/c404f695a7

いつもたくさんのお客様が見守ってくださる、大ホールでのコンサート、今回は団員の家族や友人150名のみの客席だったそうです。
いろいろな意味で忘れられない本番になっただろうな…と思います💝

2021年2月2日火曜日

2/9《 D U O 》大切なお知らせ

🔴 開演時間が変更になりました 🔴

緊急事態宣言の延長に伴い、夜間のホール使用ができなくなってしまったため、開演時間の繰り上げを決定しました。

13時開演:内容は16時-に予定していたもの

15時開演:内容は19時-に予定していたもの

の2回公演(それぞれ約1時間/休憩なし)となります。

座席数を大幅に制限し、お客様同士の距離を十分にとれる状態での開催です。

どうぞ安心して御来場ください!