2019年9月1日日曜日

想い出の通り路

大学院に在籍している頃から、「ひとにチェンバロを教える」という時間を持ち始めました。
レッスンをしていると、普段は口にしたり思いついたりしないことが奥底から言葉になって現れ出てきたりして、へぇ私ってこんなことを考えながら音楽してたのかぁ…なんて自分に驚くこともたびたび。
レッスン=教える、というのは実はほんの一部で、こちらが気づいたり教わったり見つめ直したりする時間の、なんと多いことか。
本当にありがたいです🍀


そんなご縁を長く紡いでくださっているお一人、菅すみれさんが書き溜めてこられたエッセイが、とても多くの応募の中からただひとり出版社に選ばれて、本になりました!
人生の大先輩である菅さんがレッスンのたびにいろいろと話して聴かせてくださる、奇跡のように輝く素敵なエピソードの数々が、選り抜きの一冊となって、ついに書店に並ぶ…自分のことのように嬉しいです💗
(私も、とあるエピソードの片隅に少しだけ登場します!)

多才な菅さん、あたたかなお人柄の滲み出るすみれの花の表紙絵も、ご自分で描かれています🎶
オンラインショップでは今日から(amazonはこちら)、書店では今月中旬から販売されますので、ぜひ見かけたら手にとってみてくださいね😊

🌱 ご予約受付中です!お早めに!
10/20《通奏低音組合アウトリーチ》
11/4《ひとり琴 六弦〜二十四の虹彩》