2023年7月30日日曜日

上州の熱波

群馬交響楽団のコンサート「ザ・モーツァルト」にて、ヴァイオリンコンチェルト5番(1775)にチェンバロを入れていただき、3日間の高崎滞在でした。

前回おじゃました時にも感じたのですが、モーツァルトの人生前半の曲になぜみんなチェンバロを入れないの?と思わせられる、生き生きとした面白さ。
特にこの「トルコ風」のコンチェルトは、緩急くっきりとした1楽章に情感豊かな2楽章、怪しげで少々攻撃的な異国風味たっぷりの3楽章と、チェンバロが得意とする表現、奏法を、通奏低音として存分に生かせる作品。

自由にオケを遊ばせてくださるマエストロ飯森範親さんと、美しい音色と自在なテクニックで魅了するヴァイオリンAylen Pritchinさんと共に、とても豊かなひとときの音楽でした✨


本番日は午前中からホールに入り、24℃ほどの安定した環境で半日過ごし、終わって外に出たら40℃🔥
高崎駅まで5分歩いただけで、サウナで呼吸しているかのような、気道の焼ける感じが…凄まじく熱された空気。。

慌てて新幹線に乗り込み、海沿いの地元で、涼しい風(とは言っても30℃超えなのに、別世界🌿)に誘われ、盆踊りへ。
驚きの気温差、体ぐったり、楽しさいっぱい、充実の一日。


☆ 4月にご一緒した、群馬交響楽団 第587回定期演奏会での、モーツァルト:交響曲第1番第1楽章の演奏が、公式YouTubeチャンネルにて公開されています。
時折シャリシャリっと、チェンバロの音が聴こえる、かも?😅