2019年7月26日金曜日

Collegium Musicale vol.4

4年目のコレギウム・ムジカーレがお贈りする《ヴィヴァルディとゼレンカ 18世紀の教会音楽》公演、満場のお客様と共に、無事終演しました✨
たくさんの御来場と御声援ありがとうございました❗️
袖に帰ってきてすぐに撮った写真、緊張から解放されて、みんなほっとしてる感じ😊

終始とても弾きごたえのある、美しく難しいプログラムでした。
人の心のつかみ方を知り、決めどころ、泣かせどころを知っている、ヴィヴァルディのこれでもかという格好良さ。
いわゆるバロック的音楽書法の予定調和が全く通用しない、驚きの和声進行で想像の先へと誘う、ゼレンカの超越した響き。

Viola d'amore Concerto / Nisi Dominus / curtain call

共に奏でる歌い手さんや旋律楽器が次々と変わり、曲ごとに編成が様々に変わり、物語も動く、これを全部通して弾いていられる通奏低音奏者の役得ったらないなぁ💛

またいつかこの曲たちを弾くことがあれば、次は全く違う観点からの右手をつけてみたいし、数字自体も再考してみたい、そんな余白をたくさん感じさせてくれる、懐の深い音楽でした。

来年のムジカーレ vol.5、少しずつ構想が練られ始めています。
日程や内容など、早くお披露目できますように🎶


本番前夜、パワーをもらいに、葛飾柴又の花火大会へ行ってきました!
久しぶりの花火、打ち上げ場所間近の広い芝生に陣取り、屋台のお好み焼きとお酒片手にのんびりと😋
帰り道の夜風も涼しく、とっても気持ちの良い晩でした🌙
柴又ならではの「寅さんの顔」花火、撮りそびれた…

近所の公園にも少しずつ盆踊りのやぐらが組まれ始め、提灯が飾られて、本当にこの季節はワクワク楽しいです♪

2019年7月14日日曜日

10日後はムジカーレ♪

ウィンブルドン中継を深夜に観る日々で、すっかり超夜型になっています…。
大好きなフェデラー選手の決勝はいよいよ今夜🌟

今年のCollegium Musicaleの公演まで、あと10日となりました♪
結成して早くも4年目、公演を重ねるごとに内容がマニアックになってきて、とっても楽しいです😂
(↑昨年のブログ記事へのリンクです)

昨年の公演に来てくださった方はご記憶でしょうか、この珍しい楽器、ヴィオラ・ダモーレを!
今年はなんと、さらにこの楽器に注目していただける、ヴィヴァルディのヴィオラ・ダモーレ協奏曲がプログラミングされました🎀

そして、歌い手さんたちそれぞれのソロを存分に堪能できる、本当に美しい曲の数々、通奏低音の数字を振りながらたくさん鳥肌がたちました。
こんな素晴らしい音楽を、尊敬し信頼しあえるこのメンバーで演奏できることを、いつものことながら心から幸せに思います。
きっとムジカーレでしか聴けない(&弾けない)このプログラム、是非お聴き逃しなく❗️

☆ 今年の公演詳細と昨年の公演写真はこちらのページに掲載しています ☆

🌱 出演情報 少し更新しました。

2019年7月7日日曜日

七夕の雑惑

チェンバロが好きな理由はいろいろあるのですが、一番しっくりくる言葉は「身の丈に合っているから」。
サイズも音量もちょうど良いし、スタート地点に無理がないからこそ、どこまででも共に表現していける。
音楽を形にするための道具、ではなく、自分の体の一部になってくれます。
うまいこと弾ける時はね。。

ふと思い立って、うちのチェンバロの響板(楽器の命)の長さを測ってみたら、ぴったり私の身長とおんなじでした。
やっぱりね〜そんな気がしていた😍

そんな等身大の日々ですが、人の手が生み出した大きなものには、やっぱり圧倒される。

写真1、海ほたるPAにある、東京湾アクアライン(海底トンネル)を掘った世界最大級シールドマシン(口径14.14m)の、カッター部分のオブジェ❗️
両側からトンネルを掘り進めて、最後たった数ミリの差だけで見事合流したという。
すごすぎる技術。

写真2、世界一高い電波塔、東京スカイツリー(634m)、真下から❗️
あまりに高いので、天気の悪い日はすっぽり雲に埋もれて、たまに雲の切れ目から一部がのぞいてSF的な光景に…。
毎晩のライトアップが綺麗で、帰りの電車から見るのをいつも楽しみにしています。

写真3、世界最大(120m)の青銅製立像、牛久大仏❗️
遠くから見てもものすごい存在感、だんだん近寄っていって見上げると、ぽっかり口が開きっぱなし。
大仏さまの足元に広がる野原で、お花をたくさん摘んで帰りました。

そんな、「大きいものはすごい」と素直に思った、ここ最近の遠足の思い出。


🌱 7/24 Collegium Musicale vol.4
《ヴィヴァルディとゼレンカ 18世紀の教会音楽》
  チケット好評発売中❗️