2026年1月14日水曜日

始動

コンサートホールでのリハと本番が4日間で3ヶ所と続いたので(贅沢!)、記念に、舞台から眺めた天井コレクション。
どのホールもそれぞれに設計・音響・美しさのこだわりが詰まっていて、天井とか壁とか、見るのが好きです🥰

考古楽倶楽部の第3回演奏会、今回も合唱の通常練習からたびたびおじゃまして、形になっていくのを共に体感できて幸せでした。
時間をかけて回を重ねていくと、それぞれの信頼感が増すのはもちろん、この団だからこその演奏という個性がしっかりと生まれ、新メンバーが加わることでさらに色の数が増えるというのを目の当たりに。
早くも次回がとても楽しみ🌟

今回は、J.クーナウを1曲とJ.S.バッハを3曲、全てをa=465Hzでの演奏でした。
オルガンは調律でそのピッチに変えていただけたので何の苦労もなく、しかし弦楽器は大変…💦
調弦からもうAの音には聞こえないし(BかHに聞こえる)、ただでさえ難曲、もう何調を弾いているのやら。。
管楽器は、替え管を使ったり2度3度と移調しながら演奏したりと、これまた大変…本当に皆さんすごかった!

そして翌日、「成人の日コンサート」で東京シティフィルにおじゃまし、久々に四季のチェンバロを。
各楽章でソリストが1人ずつ登場するという趣向、それぞれ個性的でパワフルで、面白い邂逅でした😊
ちょうど前日の考古楽倶楽部のオケにも、明日成人式なんですというメンバーがいて、おめでとう!みんな良い人生を!と、こちらも幸せな日。

🍋 出演情報 更新しました

2025年12月28日日曜日

仕事納め

載せそびれていた写真、駆け込み。

11月の近所の紅葉、12月の夜の松本城、いつもの合唱団の練習会場(今年もたくさんピアノを弾きました🥰)、そして、生徒さんが「うちにあったんです」と持ってきて見せてくださった、半世紀以上前のPeters社による美しい装丁の『アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳』(1725)。

この楽譜を見るまで気づいていませんでしたが、今年はちょうど300周年!
この曲集はソロもアンサンブルも素敵な曲がいろいろ入っていて、良い教材にもなるし、長いお付き合いです♪

今年の年明けは合唱団の練習から仕事始め、そして仕事納めも合唱団でした。
想い出深いコンサートもたくさん、レッスンでの出会いもいろいろ。
お付き合いくださった皆様、本当にありがとうございました❣️

どうぞ穏やかな年の瀬と、良いお年をお迎えくださいませ。

🍋 過去の演奏会(2025)掲載しました

2025年12月16日火曜日

メサイア今昔

杉並公会堂の大きなメタセコイアクリスマスツリーに見守られて、メサイア・フェスティバル・クワイアの演奏会が無事終演🎄
今年も春の練習初日から本番最後までご一緒できました。

発足7年目のMFC、たしかな積み重ねと毎年必ず出会える新鮮さとの融合が、とても楽しい😊
前身のJVC合唱団からの長いお付き合いだった団員さんが今回で退団とのことで、そればかりは本当に抱えきれないほど寂しくて、ハレルヤ辺りからは例年とは違う特別な感傷で弾ききった終盤でした。
どうかお元気で、またお会いできますように。

来年度の練習は4月7日(火)18:30〜、大久保の東京中央教会にて始まります。
12月16日(水)の本番まで、私もまた共に完走する予定です!
経験不問、見学や入団はいつでも大歓迎です、どうぞご一緒に♪ → ホームページ



そして今月はもうひとつ、メサイアの本番がありました。
初めてご縁をいただいた、青山学院伝統の「オール青山メサイア」、それも記念すべき第50回公演🌟
合唱団にはOB・OGの方々も加わっておられましたが、オケもスタッフも全員学生、音楽専攻のない一般大学でこれだけの規模の演奏会ができるのかという衝撃。

ここでさらに私にとって初めての出会いだったのが、イギリス人作曲家Ebenezer Proutによる編曲版メサイア(1902)、いわゆる「プラウト版」。
管楽器&打楽器パートが大幅に加筆され、さらに大オルガンパートが登場、通奏低音という概念は消失(とはいえ私は普通に勝手に?チェンバロ通低を弾きました😅)。

え、この内容の歌の最中にその楽器でその対旋律入れちゃうの…?みたいな、ツッコミどころはたくさんありつつ、20世紀幕開けの頃の音楽のあり方や好まれ方が反映されていて、あらゆる楽器の演奏者が舞台に乗ることができるし、大音量ももはや気持ち良く、それはそれで面白かった。

他にも、青学の皆さんが受け継いでこられた大切な想いが演奏側にも客席にもたくさん感じられて、歴史の1ページに加えていただいた気持ちでした。
あたたかく迎えてくださった学生の皆さん、どうもありがとうございました💛

ちなみに、青学のクリスマスツリーはヒマラヤ杉だそうです🎄

2025年12月11日木曜日

歌と想い出と

山梨県の都留で毎夏開催されていた古楽の祭典、都留音楽祭に、ヴィオラ・ダ・ガンバクラスの受講生(!)として初参加したのが、2008年。
その後はレッスンのアシスタントチェンバリストとして、夏といえば都留!という10年間を過ごしました。
(→ 最後の年のことを書いたブログを発掘🤓)

そして、その都留音楽祭の声楽クラスのゲスト講師として、イタリアからたびたび招かれていたのが、ソプラノのRoberta Mameliさん。
受講生たちから親しみと尊敬と愛情を込めて、マメちゃんと呼ばれていた彼女の、来日公演の合間に東京で先週末行われたマスタークラス&発表会に、ご縁をいただいて伴奏に行ってきました♪
イタリア人の話すイタリア語を聞いてイタリア人の歌うイタリアの曲を聴くのって、ダイレクトに得るものがあるなぁと実感。

主催のえびらホールによる、録画配信のご案内を転載します。
(当日の参加者と時間割の表もご参考までに…)

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貴重なレッスンの配信アーカイブ、12/28(日)23:59までご購入・ご視聴いただけます!
配信でも良い学びを得られることと思いますので、ぜひ!

2日目配信購入:https://twitcasting.tv/ebilahall/shopcart/400301
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夜、ホールから東急目黒線の洗足駅へ向かう道に、明るい昼には気づかなかった美しい灯りたちがいくつも並んでいて、気になってよく見たらなんと、藤城清治さんの影絵が街路灯になっている!
ひとつひとつに見惚れてしまって、ゆっくりと本当に幸せな帰り道でした。

昔から大好きな藤城清治さんの作品、美術館や作品展に足を運んだこともあれば、思わぬところで出会うこともたびたび。
藤城さんと同い年の、大切な亡き人の墓所の壁に作品が飾られていたのを見た時は、なんという偶然、嬉しい導きだろう、と感動したのでした。

この洗足の街路灯のこと、記事を見つけたので、もしご興味のある方がいらしたらぜひ。
洗足の新しいホットスポット誕生。街路灯×影絵の幻想的な世界へようこそ!
またいつか、見に行きたいな🐾

2025年12月3日水曜日

アンサンブル・エスプレッソ 第34回演奏会

今年も「熱く!濃く!」エスプレッソのコンサートが終演しました🌟
御来場の皆様、ありがとうございました🎶

今年の新曲(新編曲)はバッハのシャコンヌ、大作だった。
旋律担当の管楽器6人+(主に)バス&リズム担当2人のエスプレッソ、同じパートの仲間意識でいつもお世話になっている、コントラバスの河原田潤さんが、今年は還暦の記念でソロコーナーもあり㊗️
いつもの名曲たち、ジャズも映画音楽もいろいろ弾けたし、今回はC.P.E.バッハの大好きなヴィオラ&バスリコーダー&通低のトリオも弾けたし、とても楽しかったのでした。

来年はおそらく11月下旬〜12月初旬、超大作の新曲が控えている(現在鋭意編曲中)とのこと🌟
☕️ アンサンブル・エスプレッソ ☕️ 今後ともどうぞご贔屓に!

さて、メサイアのリハが始まり、いよいよ本格的に12月の心持ち。
まだ年内にやりたいこと行きたいところがあるのだ…間に合うのか💦

🍊 出演情報 更新しました

2025年11月21日金曜日

5ヶ月ぶりの雪

とは言っても、6月のはポプラだったか…(→ 六月の雪 )💦
札幌駅に降り立つと、関東の人間には信じられないほどの、さらさらの雪が出迎えてくれました。
傘も手も、全く濡れない、不思議。

ヴァイオリンの髙橋奈緒さんが共演の声をかけてくれて、札幌での六花亭主催コンサートへの出演という、ひとつの大きな夢が叶いました。
私の六花亭愛を日頃からよく知っている家族や知人が、お〜ついに!願えば叶うんだね!なんて言ってくれて😭
奈緒ちゃんの、しっかりとした技術に裏打ちされた伸びやかで豊かな音楽づくりに誘われて、とても楽しく自由に演奏することができました。
寒い夜のコンサートでしたが、おいでくださった皆様、ありがとうございました。


札幌本店ふきのとうホール所蔵のチェンバロは、たしか12年前にオランダから日本に来て、まず帯広本店はまなしホールに置かれ、しばらくお披露目と弾き込みも兼ねて毎週のようにコンサートが行われて、当時私も何度か弾きに伺いました。
そして、帯広から札幌に移動して以来初めて、今回のコンサートのためにふきのとうホールから真駒内六花亭ホールへ運んでくださり、おかげさまでバロック・ヴァイオリンとチェンバロでのコンサートをすることができました。

六花亭の方々のホスピタリティは今までも素晴らしいなぁと感じることばかりでしたが、今回コンサート出演者という立場で拝見して、もう本当に驚きと感動の連続。
なんてありがたい…としみじみ感謝しながら、毎日すきま時間に美味しいものを食べ続けておりました💛


札幌には、これまでも数度共演し、懇意にしてくださるソプラノの陣内麻友美さんがいらっしゃるので、市内のStudio26というとても素敵なカフェ兼コンサートサロンにて、一緒にお昼のコンサートを。
オーナーの御夫妻があたたかく迎えてくださり、常設の1段チェンバロを自由に弾かせていただいて、この日もまた心から幸せなひとときを過ごしました。
同じ空間ですぐ近くで音楽を楽しんでくださった皆様、ありがとうございました🌹

そうそう、こちらで本物のペチカを初めて見ました。
さわると優しい温もりが伝わる煉瓦。
そして、麻友美さんのお宅でリハをした時、窓のすぐ外に来てくれたリスとタヌキの写真!可愛かった!


短い滞在で、たくさんの方々にお世話になり、良い想い出をいただきました。
演奏でしか恩返しできませんが、また機会をいただけるようにがんばります😌

2025年11月17日月曜日

ドイツバロックの粋

暖かな小春日和の夕暮れに、大久保までお越しくださった会場いっぱいのお客様、本当にありがとうございました😊

8年前、『粋』トリオの初コンサートを計画した時、ドイツものを集めて、福澤さん&髙橋さんとの会話の中から言葉を拾い「秩序と情感」というタイトルをつけたのですが、やはりまさに。

昨日も弾きながら、重心のしっかりした音楽から魔法のように生まれる、時には空高くどこまでも駆け上がっていくような、時には奥底深くまで染み入るような、そして時には心も体も激しく揺さぶられるような、たくさんの喜びを感じることができました。

ブクステフーデの通奏低音の懐の深さたるや…バッハの通奏低音の盤石さたるや…そしてチェンバロという楽器のもつ柔軟で大きな表現力。
弾きごたえという言葉ではとても足りない、今すぐまた試行錯誤を始めたい、そんな魅力のるつぼ。

2年に一度のペースで回を重ねている『粋』シリーズ、またきっと2年後に🍁

さあ、そして明日から北の大地へ!
真冬の準備をしなければ…。
19日@真駒内六花亭ホール20日@Studio 26、両公演ともありがたいことに完売だそうです。
頑張ってきます😊

2025年11月12日水曜日

良い色の陽

季節が進んで紅葉が深まり、次の日曜はいよいよ、ヴァイオリン髙橋奈緒さん&ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんとの楽しみなコンサート!

紅葉と共に日々深まるのは、ブクステフーデ愛🍁
この編成の彼のトリオ、旋律や和声、音色のバランスの美しさは他の追随を許さないものがあり、天上の世界とはこのようなものか…とまで思うこともあり。

それを支えるのが、通奏低音ですよ!
このオスティナート(=繰り返し)旋律の発想力たるや。。
今回取り上げる3曲全て、オスティナートが見事に織り込まれています、ネタバレだけど。
でも最初は聴き取れないかもしれない、あまりに自然で。
そして、あ、バスがオスティナートだ…と気づいた瞬間、その世界の広がり方にぶわっと鳥肌が立つんじゃないだろうか。

さらにバッハ、3つの楽器がそれぞれ主役となる、全て編成の違う3曲、実はかなり力の入った選曲です!

2年ぶり5回目の『粋トリオ』、どうぞ聴きにいらしてください🌼

Facebookイベントページはこちら、登録しなくてもご覧になれると思います。
(主催様による可愛い曲紹介が載ってます☺️)

🌾 出演情報 更新しました

2025年11月9日日曜日

Purcell Project 2025

今年も幸せな時間がやってきて、そして過ぎていきました。
形に残らず過ぎて溶けていくからこそ音楽は美しい、でも寂しさもあり。
そんな、パーセル。
久々のみなとみらい小ホール、客席がコキア畑のようで綺麗でした🍁

次回は、2026年10月23日に開催予定です!

いつもPurcell Projectで隣同士でご一緒するのは、大好きな素晴らしいチェリスト・通奏低音奏者(そしてハルモニウム奏者!)の西澤央子さん。
パーセルの音楽は、本当に一筋縄ではいかない和声進行とそれがもたらす極上の美、独特の個性に溢れていて、通奏低音は毎年試行錯誤の連続。
うまくいくと、この上ない快感だし、失敗も多々…。
いつも央子さんに教わること、助けていただくところがたくさんあり、とても贅沢な音楽体験をさせていただいています。

チェリスト・通奏低音奏者の鈴木秀美さんが、web連載記事の【通奏低音弾きの言葉では…(アルテス電子版)】のなかで、「理想は『バスがしっかり聞こえるチェンバロ』『和声があるようなチェロ』『音量が増減するオルガン』である」と書いていらして、まさにいつまでも目指すところはこれなのだと。

この秀美さんの記事、とても面白く読み応えたっぷりなので、ぜひ皆様ご一読を!

🍎 出演情報 更新しました