14ヶ月という長い練習期間を共に過ごし、本番のこの時この瞬間に全力できらりと輝く、合唱団ならではの魅力を久しぶりに外から感じ取って、いろいろなことに思いを馳せながら、感極まってしまいました。
今日がプラチナ初舞台の方もおられれば、11年皆勤継続中の方ももちろん。
そして今日が、合唱人生で最後の舞台になる方も、おそらくいらっしゃる。
そういう合唱団なんだ、プラチナは。
儚さと愛しさと天上の光がないまぜになったような、グノーの美しい「レクイエム」。
人は土に生かされている、日本語の力強さと優しさが染み入る、佐藤眞「土の歌」。
ピアノ伴奏の日々から羽ばたいてくださった、皆さんの歌声、とても良かった。
第1回演奏会でも取り上げた「土の歌」、あの時もそして今回も、大木惇夫による歌詞に心が震え続けました。
練習中に何度、静かに涙したことか。
いま思うとそれは、言葉の力であり、プラチナの皆さんの歌声の力であったんだなと。
来年1月の新シーズン開始に向けて、新しいお仲間の募集も始まっています。
13ヶ月かけて取り組むのは、フォーレ「レクイエム」と、木下牧子「光はここに」。
2027年2月3日の第8回演奏会の日に、65歳以上の方が対象です。
↓
プラチナ★シンガーズ 参加者募集ページ
私もまた最初から最後までご一緒します!
このままプラチナが続いていくと、少なくともあと20数年は(指導者・事務局含めても)私が最年少であり続けるわけですが…皆さんに倣って情熱と重心をたしかに持って音楽をしていきたいなと思います。
地の上に花咲く限り よろこんで日ごと営み かなしみも耐えて生きよう

