2022年5月25日水曜日

杜の都にて

8年ぶりの仙台は、明るく賑やかで、緑が美しく、空気が爽やかでした🌿

第8回仙台国際音楽コンクール ヴァイオリン部門予選、J.S.Bachのコンチェルトの通奏低音を弾いてきました。
動画での予備審査を通過した世界各国からの43名が予選に進出、いろいろな理由での辞退があって、結局37名の出場者。

仙台フィルハーモニー管弦楽団&山形交響楽団で弦楽器オケを3チーム構成し、私は仙台フィルの方々と共に、13名の出場者とご一緒しました✨

レベルの高いコンクールで、全員がもう本当に本当に上手かったので、みんな受かったらいいのになぁ…なんてちょっと切なく。。


チェンバリストは、廣澤麻美さん(東京)・梅津樹子さん(山形)・私(千葉)。
チェンバロは基本的にいつも1人でアンサンブルに入る楽器で、こうやって先輩方と長時間お会いしたりお話ししたりできる現場はめったにないので、とても嬉しい毎日でした😍

楽器提供と調律は、ハヤシチェンバロ製作所/林裕希さん(宮城)・久保田チェンバロ工房/嶋田ひろみさん(千葉)& 新井千笑さん(埼玉)・カラタチェンバロ/唐田友裕さん(愛知)。
分刻みのリハ⇆本番の過密スケジュールにやられて、日を追ってへろへろになっていく私たちを、物理的にも精神的にもサポートし続けてくださいました😭



オケ3チームが同時並行の別スケジュール(これを完璧に計画・準備・進行されたオケスタッフの方々、心から尊敬します)、唯一同じ時間にリハ終了となった初日は、チェンバリスト組で牛タン!
初めての、牛タンのたたき、絶品でした💕

2日目はリハ前に仙台朝市に立ち寄り、手作りのずんだの団子を。
3日目は、終了後にふらつきながら入ったお店で、宮城の地酒と仙台長茄子漬けで、じんわりと疲れを癒し…。

最終日は仙台駅の寿司屋で、ひとりお疲れ様会。
そして、本番前の楽屋でのひとときを癒してくれたのは、朝市で出会った東北の味、しそ味噌のおにぎり。


🔶 コンクールの模様はyoutubeでライブ配信されていて、明後日27日から始まるセミファイナル〜ファイナル〜表彰式にガラコンサート、来月のピアノ部門も、全て見ることができます!
🔷 ヴァイオリン部門予選は既に結果も出ていますが、出場者全員の演奏を見られるようになっています。
オンデマンド動画 → https://simc.jp/8th_competition/movie/