年末ぎりぎりに思い立って行き先を決めた旅、年越しは伊豆七島の入り口、大島で過ごしました。
記録も兼ねての旅行記、よろしければお付き合いください🐾
よく晴れた大晦日、竹芝桟橋からジェット船に乗り(ターミナルには島民専用の控え室が!)、両岸に千葉と神奈川を眺めながら東京湾を南下、外海の波の大きさに驚きつつ、なんとか酔わずに大島へ到着💦
おかげでわりと早く地理に慣れた♪
空の広い島で見る夕陽はとても綺麗で、夜は星も大きく、遠くに美しくそびえる富士山も毎日眺められて、お天気に恵まれて本当に良かった😆
大島には大学駅伝の選手たちがたくさん合宿に来るそうで、泊まった旅館でも年明けはその話題でもちきり。
お正月らしい朝ごはんをいただきながら、女将さんたちと一緒に広間で応援しました🎌
大島といえば椿、元日は、約1,000品種(!)の椿が植えられた椿園を散策🌺
海を眺めながら、お隣の広々とした動物園を巡り、名産の明日葉をラクダにあげたり(いろいろカルチャーショック…)、エミューが元旦に産んだばかりの大きな濃緑の卵を見つけたり☆
島の南端にある美しい波浮(はぶ)港へも行きました。
穏やかな小さな湾内に、人々の生活の空気があり、子供たちが釣りをしている横で、夕陽が波に揺れ。
素敵なところだった。
この帰り道にバスの車窓から見た、地層の大切断面が、火山島 大島の歴史を感じた第一歩でした。
翌日、島の中央の三原山へ🌿
全島民が島外へ長期避難した、34年前の噴火の痕跡がそのまま残っている、溶岩の道を辿り、果てしなく遠く高く見える山頂まで一歩一歩足を進める。
色の少ない冬の山肌、ジャリッジャリッと溶岩のかけらを踏みしめる自分の足音が止まると、完全に音のない世界。
そして山頂にぽっかりと口を開けていたのは、直径300メートル/深さ200メートル、ところどころ蒸気の立ち上る、大噴火口。
言葉を失う光景でした…。
'86年の噴火の時、奇跡のようにそこだけを避けて溶岩が流れていったという、山頂の三原神社で初詣。
振り返って見えた、海の先に続く島々の、神々しかったこと。
そして、ふもとの喫茶店で食べたお汁粉の美味しかったこと。
翌日は火山博物館を訪ね、噴火当時の映像なども見てきました。
大島には、約300万本のヤブツバキが自生しているそうです!
椿ってちょっと大仰な、派手なイメージがあったけれど、大島の椿たちはなんというかすごく自然体で、可愛かったな😃
お土産に買ってきた島の焼酎を少しずつお湯割で飲みながら、しみじみいろいろ思い出す、良い旅でした🐫
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🌱 今週末は歌の方々とのコンサート♪
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