2024年10月20日日曜日

森とガンバ

ひとり琴と順番が前後しますが…9月末の軽井沢の想い出🌿
この初秋も、ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さん&生徒さんたちと、静かな森の中で音楽漬けの4日間を過ごしてきました。

いつもお世話になっている軽井沢コルネ音楽堂にて朝から夜までレッスン、通奏低音をたくさん弾いて、コンソートには今年もテナーガンバで参加させていただき緊張しつつも楽しくて✨

合間の夜には恒例の、福澤さんとのデュオコンサート、東京などから聴きに来てくださった方もいらして、音楽堂に溢れんばかりのお客様、本当にありがとうございました。
そして最終日は、全員総出演の発表会。

良い空気を吸って、良い時間を過ごして、たくさん弾いてお話しして、また来年!と手を振り合う清々しさ。
幸せでした。

日常の環境ではなかなか叶わない、この場所、この時に得られる音風景の記憶を、改めてまた1年大切に育てながら音楽していこう。

🍁 出演情報 更新しました

2024年10月13日日曜日

ひとり琴 十弦 〜アンコール〜

おかげさまで今年も、ひとり琴、無事終演しました!!
お集まりくださった多くのお客様、応援の声をお寄せくださった皆様、本当にありがとうございました💛
今回の相棒だった2台の楽器、五郎君と木太郎君も、皆様に愛でていただき名前をたくさん呼んでいただけて、上機嫌で車に積み込まれて帰っていきました😁


「9回分のアンコール」がテーマということで、これまでの想い出を振り返りながらプログラミングしました。
前回弾いた時とは、自分の演奏も、感覚も、技術的なものもまた変わっていて、結局どの曲もまた1から練習し直しでしたが😅、とても幸せな準備期間でした。

最後に演奏したのは、《五弦 幾星霜〜333》でも聴いていただいた、松岡あさひ作曲「むかし、むかし、橋の上で」。
楽しい曲なので、楽しいコンサート、12/2(月)アンサンブル・エスプレッソ 第33回演奏会でもまた弾きます🌟


次回、十一弦は、来年11月初旬の開催を予定しております。
また新たな気持ちでスタートする《ひとり琴》、二十弦の「アンコールその2」に向かって、ゆっくり歩んでいくつもりです🌱
ぜひまた来年からも、お付き合いくださいませ。


🍁 出演情報 更新しました

2024年10月11日金曜日

明日の御案内

ひとり琴、いよいよ明日となりました!
当日券もご用意しますので、ぜひお誘い合わせの上お越しくださいませ😊

10月12日(土)12:30開場 13:00開演(14:45終演予定)

於:トーキョーコンサーツ・ラボ
(早稲田奉仕園/スコットホールと同じ敷地内です)

🐾 詳しいアクセス情報はこちら

2024年10月9日水曜日

アンコールの前に:九、そして十

これまでの《ひとり琴》を、チラシと共に振り返ります。

♪ 2023年《九弦 〜鍵盤万華鏡〜》
有名な音律「アーロンのミーントーン」発表500年記念という、マニアックなテーマ。
よりミーントーンの世界に深く踏み入ることのできる楽器、ということで、珍しい15分割鍵盤の楽器↓を弾きこなすべく頑張りました…!
https://magatamary.blogspot.com/2023/10/blog-post.html

♪ 2024年《十弦 〜アンコール〜》
そして今回。
製作中のチェンバロのまっさらな響板に、10本だけ弦を張って撮った写真を、十弦のチラシにしました。
10年間で出会った音楽、楽器、そして人々に、心からの感謝を込めて。

2023 九弦
2024 十弦













10/12《ひとり琴 十弦 〜アンコール〜》 チケット発売中!
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🌿 今回再登場するキタローネチェンバロについて
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2024年10月7日月曜日

アンコールの前に:七・八

これまでの《ひとり琴》を、チラシと共に振り返ります。

2021年《七弦 〜Masque〜》
コロナ禍による1年の空白を経て迎えたこの年、生活必需品ながらどうしても負のイメージがつきまとうマスクをいっそ楽しんでしまおうというプログラム。
本来マスクとは仮面という意味、そこから着想を得て、バロック時代の仮面劇や仮面舞踏会で演奏されていた音楽、踊りの音楽などを集めました。

2022年《八弦 〜御近所物語〜》
武家屋敷の町だった紀尾井町での開催ということで、御近所付き合いがテーマ。
フランスでお互い影響を与え合っていた作曲家たちの作品をしりとりのように並べ、当時の人付き合いが浮かび出てくるような、そんな気持ちでプログラミングしました。
チラシに使ったのは、江戸時代の紀尾井町の地図。

2021 七弦
2022 八弦







今回の《十弦 〜アンコール〜》では、七弦で演奏したG.ファーナビー:舞曲とO.レスピーギ:リュートのための古い歌と舞曲を、再び演奏します。


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2024年10月5日土曜日

アンコールの前に:五・六

これまでの《ひとり琴》を、チラシと共に振り返ります。

2018年《五弦 〜幾星霜 333〜》
33歳で迎えたこの年のコンサート。
同じ33歳の作曲家(松岡あさひ氏)の作品と、生誕333年を迎えた3人の作曲家(スカルラッティ/バッハ/ヘンデル)の作品で構成した、3尽くしの一日でした。
お客様が「333」というベトナムのビールをプレゼントしてくださったのも良い想い出。

2019年《六弦 〜二十四の虹彩〜》
昔からとても好きだった、芥川也寸志:こどものための24の前奏曲。
芥川がJ.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集からインスピレーションを受けて作曲したというこの曲集と、バッハの平均律を組み合わせ、全48曲・1オクターヴを端から端までめぐる旅。
ちょうど芥川没後30年&『24の前奏曲』作曲後40年という年でした。

2019 六弦
2018 五弦

今回の《十弦 〜アンコール〜》では、六弦で演奏したJ.S.バッハ×芥川の48曲の中から、3組6曲を選び、再び演奏します。


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2024年10月3日木曜日

アンコールの前に:参・四

これまでの《ひとり琴》を、チラシと共に振り返ります。

2016年《参弦 〜心つまびく〜》
名リュート奏者との共演で受けた感銘から、リュートに憧れ続けるチェンバロ音楽の歴史を辿り、弦をつまびく音楽をテーマに。
この日のために新たな楽器を製作していただき、特別なコンサートになりました。
チラシの写真はリュートのローズ。

バッハ親子の遺した様々な音楽、時代の流れやスタイルの変遷がテーマ。
コンサートの準備開始時期にちょうど製作中だったチェンバロの鍵盤の、音名B-A-C-Hのところだけ、先に仕上げ加工をしていただき、写真に撮ってチラシに使いました。
本番日は台風直撃、その中でも本当に多くの方がお集まりくださったことを忘れません。

2016 参弦
2017 四弦













今回の《十弦 〜アンコール〜》では、参弦で演奏したE.&D.ゴーティエとJ.S.バッハの、リュートまたはチェンバロのための組曲を、再び演奏します。


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2024年10月1日火曜日

アンコールの前に:初・弍

これまでの《ひとり琴》を、チラシと共に振り返ります。

2014年《初弦 〜幻の想〜》
シリーズ初回は、学生時代からあたためていたプログラムを形にして、16~17世紀イングランドと17~18世紀ドイツの「幻想曲」をテーマに。
窓から外が見え、お客様との距離が近い、親密な空間で音楽を聴いていただきたい、というコンセプトのコンサートがここから始まりました。

2015年《弍弦 〜めぐる想い〜》
繰り返しの美、オスティナート・バスをテーマにして、オスティナート形式で書かれた好きな曲たちをたくさん並べました。
チラシに使った楽譜は、J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのシャコンヌ。
チェンバロ用に新たに編曲をして、ここで初めてお披露目しました。

2014 初弦
2015 弍弦












今回の《十弦 〜アンコール〜》では、初弦で演奏したW.バード:ファンタジア イ調と、弍弦で演奏したJ.S.バッハ:シャコンヌを、再び演奏します。

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