2019年11月27日水曜日

来年2月はコンティヌオ・ギルド!

 来年2/2-3の通奏低音組合アウトリーチ&公演》の本チラシが完成しました!!😃


♪ 2/3(月) 於:近江楽堂
第5回公演《息吹き〜ギャラント音楽を彩る通奏低音の世界》

バロックでも古典派でもない絶妙な狭間、ギャラント音楽をテーマに、フラウト・トラヴェルソ奏者の菅きよみさんをゲストにお迎えして、通奏低音組合が、新時代の「息吹き」をたっぷりとお届けします🌼
今回の通奏低音には、本公演では初めて、チェロが加わります!

♪ 2/2(日) 於:スタジオ・ピオティータ
アウトリーチ企画は人気シリーズ「あなたを伴奏いたします!ロココ・ギャラント音楽の巻」

1730〜60年代のフランス語圏・ドイツ語圏をはじめとする地域の音楽を対象に、全楽器・声楽ok、演奏レベル不問、坂本龍右による充実ミニレクチャー付き、その場で自由に選んでいただける通低楽器、翌日の公演とのセット割引あり、で開催/募集いたします❗️

📩 お申し込み・お問い合わせは、通奏低音組合 continuoguild@gmail.com まで。

その他の出演情報はこちらです🎀

急に冷え込みが厳しくなってきましたので、みなさま暖かくしてお過ごしくださいね😊🍁

2019年11月22日金曜日

アンサンブル・エスプレッソ 第29回演奏会 〜 小林裕に贈る一杯。〜

for Yuh...
メンバーに加えていただいて10年目、アンサンブル・エスプレッソの第29回演奏会が、会場いっぱいのお客様に見守られて終演しました。
年に一度の、とっても楽しみで、大切なひとときです🎀

あまりに突然の別れから半年、気にかけて応援してくださった多くの方々のおかげで、無事演奏会を開催できました😌
ぽっかりと大きな穴があいてしまい呆然としていたエスプレッソに、素晴らしい演奏と人柄で新たな風を吹き込み、再び光をもたらしてくれたのは、オーボエ界のホープ荒川文吉くんです。

リハ中も、楽屋でも、そして舞台でも、何度も何度も胸がいっぱいになりました。
でも、かしこまった湿っぽい雰囲気はエスプレッソにも裕さんにも似合わないから、追悼と感謝の気持ちをメンバーそれぞれが音楽に乗せて、いつもどおり笑いの絶えない明るくハッピーなエスプレッソサウンド、天国にも届いたと思います✨

アンサンブル・エスプレッソは来年で結成30年🎉
「ここでやめるわけにはいかない」と、創立メンバーの宮川真人さんがMCで話しておられました。
というわけで、来年《第30回演奏会》は、2020年11月17日(火)です🎶
初めて出演したのが《第20回演奏会》だったので、感慨深い…💛

どうぞお楽しみに❗️


2019年11月8日金曜日

Purcell Project 2019-II《アーサー王》

《ひとり琴》とご報告の順番が前後してしまいましたが、10/31 パーセル・プロジェクト10周年記念公演《アーサー王》、おかげさまでたくさんの御来場をいただき、無事終演しました❗️

華麗なシャコンヌで幕が開き、様々な器楽曲を要所に挟みながら、終わりまで途切れることなく聴かせどころの連続。

豊かな情景描写、登場人物のキャラクター描写もお見事、楽しい酒盛りの大騒ぎが終わったすぐあとには、最上の繊細さで彩られた、美しいあの名曲、その曲順の妙たるや…
さすが、パーセル。

第4回公演からパーセル・プロジェクトに加えていただき、6年間で8公演、全てに参加してきました🐾

大好きなパーセルの音楽を、演奏も人柄も素晴らしいこのメンバーと毎年ご一緒できるのがとても幸せで、その積み重ねで実現した今回の《アーサー王》、感謝の気持ちに満たされながら弾きました✨

今回の個人的目玉は、数年に一度あるかないかの、チェンバロ&オルガンの合体弾き!!
リハ中の写真を撮ってくれていたので、記念に載せます💝

登場人物のキャラクターや場面の雰囲気にあわせて、リハでいろいろ試行錯誤しながら楽器やストップの使い分けを決めていく作業は、とても面白かった🎶
使い分けだけでなく、そもそも鍵盤の通奏低音は奏者によって全く違う音楽が生まれるので、信じて自由に弾かせて(そして時々最小限の手綱を締めて)くださる青木さんにはいくら感謝しても足りません。。

実はぎっくり腰の治りかけのタイミングで、この2台重ねは譜面台・鍵盤・椅子の位置関係がどうやってもベストにはならないので、それはそれでちょっと大変でした💦
皆さんも腰にはお気をつけください😅

今回の公演写真はこちらにもたくさん載っています。
→ Facebook内オフィシャルページ(誰でも見られます)
やけに酔っ払いシーンの写真が多い🍻

そして、来年の公演 Purcell Project 2020 は、9月11日(金)の予定です。
どうぞ今後ともパーセル・プロジェクトを応援してくださいますよう、よろしくお願いいたします🍀

2019年11月5日火曜日

ひとり琴 六弦〜二十四の虹彩

今年もたくさんの御来場とサポートをいただき、お天気にも恵まれて、無事《ひとり琴》を終えることができました!
どうもありがとうございました😌

今回はバッハの『平均律クラヴィーア曲集』から選曲した24の前奏曲と、芥川也寸志の『(こどものための)24の前奏曲』、全部で48曲の、1オクターヴを端から端までめぐる旅🐾

最後まで飽きずに聴いていただけるか不安が大きかったのですが、終わってみればとても楽しく、特に芥川さんの音楽の魅力を満喫してくださったお客様がたくさんいらして、本当に嬉しかったです♪

この芥川さんの作品は昔から大好きで、いつか《ひとり琴》で取り上げたいと、ずっとあたためていた企画でした。

バッハと組み合わせるというプログラムを決めてから知った、今年が没後30年&『24の前奏曲』作曲後40年ということ、これも巡り合わせだなと、天国にありがとうの気持ちを送ったのでした✨

バッハの『平均律』は、2巻全48曲の前奏曲の中から、各調性、私の好きな方(そして芥川との相性が良い方)を選んで弾きました。
『平均律』だけを取り上げるコンサートだとこうはいかない…😅

16時-の回 恒例 六手!
お配りしたプログラムに載せきれなかったバッハ選曲一覧はこちらです♪
ご参考までに↓

🔷第1巻
ハ長調、嬰ハ短調、ニ長調、ニ短調、変ホ短調、ホ長調、嬰ヘ長調、ト短調、変イ長調、イ長調、変ロ長調、変ロ短調、ロ長調
🔷第2巻
ハ短調、嬰ハ長調、変ホ長調、ホ短調、ヘ長調、ヘ短調、嬰ヘ短調、ト長調、嬰ト短調、イ短調、ロ短調

朝の散歩中の小さなお客さんが 外から聴いてくれました

毎年、興味や気持ちの赴くままにテーマを決めている《ひとり琴》、来年は何を弾くのか、まだ全然考えていませんが、きっとまた素敵な何かが降りてきて、これ弾きたい!聴いて欲しい!というプログラミングができるんだろうなぁと思います。

応援してくださる多くの皆様のおかげで、こうやって続けていられることを、心から感謝しております🌸

また来年❣️