とは言っても、6月のはポプラだったか…(→ 六月の雪 )💦
札幌駅に降り立つと、関東の人間には信じられないほどの、さらさらの雪が出迎えてくれました。
傘も手も、全く濡れない、不思議。
ヴァイオリンの髙橋奈緒さんが共演の声をかけてくれて、札幌での六花亭主催コンサートへの出演という、ひとつの大きな夢が叶いました。
私の六花亭愛を日頃からよく知っている家族や知人が、お〜ついに!願えば叶うんだね!なんて言ってくれて😭
奈緒ちゃんの、しっかりとした技術に裏打ちされた伸びやかで豊かな音楽づくりに誘われて、とても楽しく自由に演奏することができました。
寒い夜のコンサートでしたが、おいでくださった皆様、ありがとうございました。
札幌本店ふきのとうホール所蔵のチェンバロは、たしか12年前にオランダから日本に来て、まず帯広本店はまなしホールに置かれ、しばらくお披露目と弾き込みも兼ねて毎週のようにコンサートが行われて、当時私も何度か弾きに伺いました。
そして、帯広から札幌に移動して以来初めて、今回のコンサートのためにふきのとうホールから真駒内六花亭ホールへ運んでくださり、おかげさまでバロック・ヴァイオリンとチェンバロでのコンサートをすることができました。
六花亭の方々のホスピタリティは今までも素晴らしいなぁと感じることばかりでしたが、今回コンサート出演者という立場で拝見して、もう本当に驚きと感動の連続。
なんてありがたい…としみじみ感謝しながら、毎日すきま時間に美味しいものを食べ続けておりました💛
札幌には、これまでも数度共演し、懇意にしてくださるソプラノの陣内麻友美さんがいらっしゃるので、市内のStudio26というとても素敵なカフェ兼コンサートサロンにて、一緒にお昼のコンサートを。
オーナーの御夫妻があたたかく迎えてくださり、常設の1段チェンバロを自由に弾かせていただいて、この日もまた心から幸せなひとときを過ごしました。
同じ空間ですぐ近くで音楽を楽しんでくださった皆様、ありがとうございました🌹
そうそう、こちらで本物のペチカを初めて見ました。
さわると優しい温もりが伝わる煉瓦。
そして、麻友美さんのお宅でリハをした時、窓のすぐ外に来てくれたリスとタヌキの写真!可愛かった!
短い滞在で、たくさんの方々にお世話になり、良い想い出をいただきました。
演奏でしか恩返しできませんが、また機会をいただけるようにがんばります😌
2025年11月21日金曜日
2025年11月17日月曜日
ドイツバロックの粋
暖かな小春日和の夕暮れに、大久保までお越しくださった会場いっぱいのお客様、本当にありがとうございました😊
8年前、『粋』トリオの初コンサートを計画した時、ドイツものを集めて、福澤さん&髙橋さんとの会話の中から言葉を拾い「秩序と情感」というタイトルをつけたのですが、やはりまさに。
昨日も弾きながら、重心のしっかりした音楽から魔法のように生まれる、時には空高くどこまでも駆け上がっていくような、時には奥底深くまで染み入るような、そして時には心も体も激しく揺さぶられるような、たくさんの喜びを感じることができました。
ブクステフーデの通奏低音の懐の深さたるや…バッハの通奏低音の盤石さたるや…そしてチェンバロという楽器のもつ柔軟で大きな表現力。
弾きごたえという言葉ではとても足りない、今すぐまた試行錯誤を始めたい、そんな魅力のるつぼ。
2年に一度のペースで回を重ねている『粋』シリーズ、またきっと2年後に🍁
さあ、そして明日から北の大地へ!
真冬の準備をしなければ…。
19日@真駒内六花亭ホール、20日@Studio 26、両公演ともありがたいことに完売だそうです。
頑張ってきます😊
8年前、『粋』トリオの初コンサートを計画した時、ドイツものを集めて、福澤さん&髙橋さんとの会話の中から言葉を拾い「秩序と情感」というタイトルをつけたのですが、やはりまさに。
昨日も弾きながら、重心のしっかりした音楽から魔法のように生まれる、時には空高くどこまでも駆け上がっていくような、時には奥底深くまで染み入るような、そして時には心も体も激しく揺さぶられるような、たくさんの喜びを感じることができました。
ブクステフーデの通奏低音の懐の深さたるや…バッハの通奏低音の盤石さたるや…そしてチェンバロという楽器のもつ柔軟で大きな表現力。
弾きごたえという言葉ではとても足りない、今すぐまた試行錯誤を始めたい、そんな魅力のるつぼ。
2年に一度のペースで回を重ねている『粋』シリーズ、またきっと2年後に🍁
さあ、そして明日から北の大地へ!
真冬の準備をしなければ…。
19日@真駒内六花亭ホール、20日@Studio 26、両公演ともありがたいことに完売だそうです。
頑張ってきます😊
2025年11月12日水曜日
良い色の陽
季節が進んで紅葉が深まり、次の日曜はいよいよ、ヴァイオリン髙橋奈緒さん&ヴィオラ・ダ・ガンバ福澤宏さんとの楽しみなコンサート!
紅葉と共に日々深まるのは、ブクステフーデ愛🍁
この編成の彼のトリオ、旋律や和声、音色のバランスの美しさは他の追随を許さないものがあり、天上の世界とはこのようなものか…とまで思うこともあり。
それを支えるのが、通奏低音ですよ!
このオスティナート(=繰り返し)旋律の発想力たるや。。
今回取り上げる3曲全て、オスティナートが見事に織り込まれています、ネタバレだけど。
でも最初は聴き取れないかもしれない、あまりに自然で。
そして、あ、バスがオスティナートだ…と気づいた瞬間、その世界の広がり方にぶわっと鳥肌が立つんじゃないだろうか。
さらにバッハ、3つの楽器がそれぞれ主役となる、全て編成の違う3曲、実はかなり力の入った選曲です!
2年ぶり5回目の『粋トリオ』、どうぞ聴きにいらしてください🌼
Facebookイベントページはこちら、登録しなくてもご覧になれると思います。
(主催様による可愛い曲紹介が載ってます☺️)
🌾 出演情報 更新しました
紅葉と共に日々深まるのは、ブクステフーデ愛🍁
この編成の彼のトリオ、旋律や和声、音色のバランスの美しさは他の追随を許さないものがあり、天上の世界とはこのようなものか…とまで思うこともあり。
それを支えるのが、通奏低音ですよ!
このオスティナート(=繰り返し)旋律の発想力たるや。。
今回取り上げる3曲全て、オスティナートが見事に織り込まれています、ネタバレだけど。
でも最初は聴き取れないかもしれない、あまりに自然で。
そして、あ、バスがオスティナートだ…と気づいた瞬間、その世界の広がり方にぶわっと鳥肌が立つんじゃないだろうか。
さらにバッハ、3つの楽器がそれぞれ主役となる、全て編成の違う3曲、実はかなり力の入った選曲です!
2年ぶり5回目の『粋トリオ』、どうぞ聴きにいらしてください🌼
Facebookイベントページはこちら、登録しなくてもご覧になれると思います。
(主催様による可愛い曲紹介が載ってます☺️)
🌾 出演情報 更新しました
2025年11月9日日曜日
Purcell Project 2025
今年も幸せな時間がやってきて、そして過ぎていきました。
形に残らず過ぎて溶けていくからこそ音楽は美しい、でも寂しさもあり。
そんな、パーセル。
久々のみなとみらい小ホール、客席がコキア畑のようで綺麗でした🍁
次回は、2026年10月23日に開催予定です!
いつもPurcell Projectで隣同士でご一緒するのは、大好きな素晴らしいチェリスト・通奏低音奏者(そしてハルモニウム奏者!)の西澤央子さん。
パーセルの音楽は、本当に一筋縄ではいかない和声進行とそれがもたらす極上の美、独特の個性に溢れていて、通奏低音は毎年試行錯誤の連続。
うまくいくと、この上ない快感だし、失敗も多々…。
いつも央子さんに教わること、助けていただくところがたくさんあり、とても贅沢な音楽体験をさせていただいています。
チェリスト・通奏低音奏者の鈴木秀美さんが、web連載記事の【通奏低音弾きの言葉では…(アルテス電子版)】のなかで、「理想は『バスがしっかり聞こえるチェンバロ』『和声があるようなチェロ』『音量が増減するオルガン』である」と書いていらして、まさにいつまでも目指すところはこれなのだと。
この秀美さんの記事、とても面白く読み応えたっぷりなので、ぜひ皆様ご一読を!
🍎 出演情報 更新しました
形に残らず過ぎて溶けていくからこそ音楽は美しい、でも寂しさもあり。
そんな、パーセル。
久々のみなとみらい小ホール、客席がコキア畑のようで綺麗でした🍁
次回は、2026年10月23日に開催予定です!
いつもPurcell Projectで隣同士でご一緒するのは、大好きな素晴らしいチェリスト・通奏低音奏者(そしてハルモニウム奏者!)の西澤央子さん。
パーセルの音楽は、本当に一筋縄ではいかない和声進行とそれがもたらす極上の美、独特の個性に溢れていて、通奏低音は毎年試行錯誤の連続。
うまくいくと、この上ない快感だし、失敗も多々…。
いつも央子さんに教わること、助けていただくところがたくさんあり、とても贅沢な音楽体験をさせていただいています。
チェリスト・通奏低音奏者の鈴木秀美さんが、web連載記事の【通奏低音弾きの言葉では…(アルテス電子版)】のなかで、「理想は『バスがしっかり聞こえるチェンバロ』『和声があるようなチェロ』『音量が増減するオルガン』である」と書いていらして、まさにいつまでも目指すところはこれなのだと。
この秀美さんの記事、とても面白く読み応えたっぷりなので、ぜひ皆様ご一読を!
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