なんだか今年は紫陽花をゆっくり愛でる気持ちになれないまま6月が終わってしまうなぁ…まだたくさん咲いてるけど、この空梅雨、どうにも暑すぎて💧
この高い気温と湿度の中でじめじめと過ごしている日々でも、いざオルガンのパイプに息を吹き込むと、滞っている気が一気に流れ出して元気が出るのだ、と実感したこの10日間でした。
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今回特に興味深かったのは、メンデルスゾーン10代の作品「テ・デウム」。
19世紀の音楽なのに、8人の独唱+8声の合唱+通奏低音(!)という、これぞまさにバロック大好きメンデルスゾーンという編成で、ふとバッハを想起させるような瞬間も多々あれば、メンデルスゾーン節とも言える美しいメロディーライン、輝かしい和声感や進行も満載で、とても良い曲だった🌟
この方の指揮で弾いていると毎回、ああ音楽楽しいなぁ!と思う、もう20年以上前からお世話になっている先輩、長岡聡季さんと、またご一緒できて幸せでした。
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6年ぶりに伺った、東京スコラ・カントールム。
実は全然弾き慣れていない16世紀イタリアの宗教声楽曲ということで、歴史を重ねておられるスコラの皆様の中で私ひとり、ちょっと非日常の緊張感をまといながらも、豊島教会の素晴らしい響きに抱かれて贅沢な時間を過ごさせていただきました✨
教会での日中のコンサートで時々出会えるのは、光を通したステンドグラスの色が会場の中をゆっくりとすべっていく、美しい光景。
時には演奏者の譜面に、時には客席の方々のお顔に、柔らかな色が映って動いていくのを眺める喜び。
終演後、お世話になりっぱなし、大信頼の青木洋也さんと、愛すべきソプラノ小林恵さんと共に。
🍒 出演情報 更新しました
実は全然弾き慣れていない16世紀イタリアの宗教声楽曲ということで、歴史を重ねておられるスコラの皆様の中で私ひとり、ちょっと非日常の緊張感をまといながらも、豊島教会の素晴らしい響きに抱かれて贅沢な時間を過ごさせていただきました✨
教会での日中のコンサートで時々出会えるのは、光を通したステンドグラスの色が会場の中をゆっくりとすべっていく、美しい光景。
時には演奏者の譜面に、時には客席の方々のお顔に、柔らかな色が映って動いていくのを眺める喜び。
終演後、お世話になりっぱなし、大信頼の青木洋也さんと、愛すべきソプラノ小林恵さんと共に。
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